今年で第19回目を迎えられますこと、ひとえに皆様方のお陰と感謝いたしております。

　今年は、例年の本選会場である“久留米シティプラザ ザ･グランドホール”をとることができず残念ですが、この春新しくなった福岡市民ホールで開催出来ることになりました。新しく素晴らしいホールにバッハの音楽が鳴り響きますことを今から楽しみにいたしております。

　また、コロナ以来、中止いたしておりました弦楽器部門を再開することとなりました。弦楽器は、年齢によって楽器の大きさ、技術面と大きな差が出ますので、始めて年月の浅いお子様もご参加できるように設定し、それぞれの条件を考慮して審査を行います。弦楽器を含む室内楽のコースもございます。

　そして特別部門は、今年がラヴェルの生誕150年にあたりますので、昨年に引き続きフランス音楽の中でもロマン派も含む近現代といたしました。今年はショパンも含まれますのでたくさんのご参加をお待ちいたしております。

　特別部門とソリスト部門は、ピアノに加え弦楽器、管楽器、打楽器もご参加いただけます。

　中心となるピアノソロの部門、毎年たくさんの感動をいただいているCコースも含めて、たくさんのご参加をお待ちいたしております。

九州国際バッハ音楽コンクール事務局 代表 戒重 守

スタッフ一同